SENJO CRAFT LAB レア酵母6種飲み比べセット

酵母は、お米を日本酒に変えるために欠かせない微生物です。同じ原料でも、使う酵母によって味や香りが大きく変わります。日本酒の多くは、日本醸造協会が管理する「きょうかい酵母」を使用しており、現在では7～19号の酵母が主流となっています。仙醸でも7号以降の酵母を使用していますが、1～6号の酵母で醸されたお酒は、現在ではほとんど見かけなくなりました。これらの酵母は明治時代から昭和初期にかけて発見されたもので、時代とともに味の好みや食文化の変化により「珍しい酵母」となっています。そんなレアな1～6号酵母で醸した日本酒を楽しめる飲み比べセットをご用意しました。

信州高遠は、天下第一の桜の名所として知られ、美しい自然とともに長い歴史を刻んできた地です。城下町として栄え、地域の政治や経済の中心として発展してきたこの町で、私たちは幕末の慶応2年（1866年）に創業しました。以来約150年、地域とともに歩み、多くの出来事を見守りながら、伝統を大切に守り続けています。廃藩置県を機に高遠城跡に植えられた桜が今も人々を魅了するように、私たちもまた地域の未来に寄り添い、新たな歴史を紡いでいきます。その思いを込めた代表銘柄は、「黒松仙醸」。それぞれが、私たちの歴史と伊那谷の自然豊かな恵みを感じていただける一杯です。